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2013年07月07日 (日) | Edit |
2013年6月29日 人間と演劇研究所からだとことばのレッスンWS

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第9回 「からだを感じる・声を出す」WS @新宿若松町
今回は声のレッスンをテーマに進めました。

けれども実際には、「四つばいの動き」「ネコのあくび」「ぶら下がり」と、身体の力を抜く体操(野口体操)にたっぷり時間をさきました。3時間の大半、正味2時間半は、身体の緊張をゆるめる体操に使っていることになります。

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皆さん、身体の力の抜き方を、驚くほどに知りません。これは参加された方に原因があるというより、いまの効率優先の時代、頑張れ頑張れと力を入れることを強調するのみで、力の抜き方やその重要性が一般に十分に知られていない結果だと思います。

さらに、身体の力を抜くには、時間をかけて繰り返し、自らの身体の感覚の変化=ささやかな深まりに目を向けることが必要です。けれども、時代はハッキリとした即効性と実感を求め、自らの身体の発する茫洋として微細な声に心をかたむけることは、意味のないことになっていしまっているからだと思います。

身体の力を抜くことは、一人一人の身体の中にある、生命力の源泉を開け放つ作業です。身体の緊張はその流れや循環を妨げる障害です。声を出すことも、身体で働いたり、表現すること癒すことも、一人一人の身体に潜む生命力を根底として、それをフル活用できるようになるのが、ゆるゆる体操(野口体操)の目指すところです。

ストレス社会=緊張常態化社会です。身体の緊張を解き、生命力を活性化し、ストレス社会に押しつぶされることなく、伸び伸びと生きて行くための手がかりを、野口体操は現代に伝えてくれています。

レッスン終盤にはお腹から声を出すことも出来ました。力強い明るい声が会場に響き渡りました。

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ストレスに悩まれている方も、どうぞ気軽にいらしてください。元気になりますよ!以下、参加してくれた方々の感想も合わせてご覧ください。
(そうそう、レッスン後には奄美民謡のソロ演奏もあり、楽しいひと時を過ごしました)
参加された皆さんの感想
K.Iさん
たくさんの気付きがあり、
ひとことで感想を 今はまだ表現 できませんが、
体をゆるめること、と声と エネルギー の流れが 体感
出来て 良かった です
Y.Kさん
・いつも生活の中では おいてきぼりになってしまう からだ と
まず そのこえをきいて 一緒にいるところから始めて
そこから もっと繊細に感じたり これまでしたことのないことをしたり・・
こんなに 大切に向き合ってもらって からだはきっととても嬉しいだろうなあ
と思いました。
・人にしてもらうケア・自分でするケアの他に 人にしてあげるケアが必要だという
視点は 初めてで新鮮でした。
今 他人の体に触れることさえ とても少なくなっていると思うけれど
誰かが痛い時に手を当ててあげることもその一つですよね?
やっぱり必要なことなんだと再認識しました。
・いつも唄うときの声と違う声 パワフルで自然な声に自分では感じました。
どういう風に生かせばいいのかなぁ???
M.Iさん
どうも ありがとう ございました。
疲れがふっとびました。 あっという間の 3時間。

‶この疲れは いったいなんだろう″
四つ這いになって ゆらゆら する度に疲れがとれていく感じが
わかりました。この気候のせいかな と 感じていましたが. 今回で
自分の くせのようなものが、体を疲れさせていたのかなと
思いました。
‶~を やらねばならない ″ という考えを すっと 流すこと
自分の 体の ケアとして 今日おしえて いただいた ゆらしを.
気 になった時に 行っていくこと を 1ヶ月 なんとなく
やって みたいと 思います。
体と 心が つながった感じがして 楽しかったです。
どうも ありがとうございました。
K.Mさん
ふだん 体ほぐしをすることが中々出来ないので
今日は 腰がいたいのを感じず
ありとあらゆる身体ほぐしを体験できて良かったと思います,

また期会があれば参加したいと思います,
ありがとうございました。
瀬戸嶋より
半年ほどになりますか、これまで「からだを感じる」(力を抜く)に繰り返し焦点を当てレッスンを進めてきました。
少々しつこいくらいに身体の緊張をほぐすことに重点を置いてきたことで、一歩踏み出すエネルギーが湧きだしたようです。
しかしながら声のレッスンをテーマに加えた時、私たちを取り巻く生活環境が、どれだけ声を閉じ込める方向へと向かっているかも、見えてきます。
それでもなお、声と身体を育て開き続けなければ、社会は息の詰まる、人間=自然の生きれる場所ではなくなってしまうのではないかと思います。
「ケ・セラ・セラ~♪」と口ずさみながら、足を一歩一歩前に出していくしかなさそうです。ご一緒に歩いてくれる方、歓迎します (⌒‐⌒)
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