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2013年05月22日 (水) | Edit |
2013年5月19日 人間と演劇研究所からだとことばのレッスンWS

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第7回 「からだを感じる」WS @小平市小川西町
本日のレッスンは「一人でできるゆるゆる体操」がテーマ。

車座で腰を下ろして、少々雑談のあと「立ち上がってください」でスタートです。

そして皆さん立ち上がったところで「(自分が)立っている感じがしますか?」と、おかしな質問。

それでも「フラフラ~とした感じ」「いい感じで立ってる」「ああ立ってるなという感じ」「足の上に体重がかかっている感じ」「二本の足にのっかてる感じ」「立ってま~す!」「急いで来たので足ががくがく」「意識して直立ってあまりしないけど」「体重が両足に乗って立たされている感じ」様々なからだの感じ方が言葉になってきました。

これが一人一人の本日の出発点。大切なことは、自分の感じていることは他の人と違うことです。からだの感じ方というのは、一人一人ちがって当然、それが自分のからだと関わる出発点です。

さて、「いい感じで立っている」「フラフラ~とした感じで(立っている)」…さまざまな感じを皆さん、立っていることに感じていますが、「いい感じ」とか「フラフラ~とした感じ」を持つことが「立っている」ということなのでしょうか?いろいろな立っている感じがありますが、そもそも「立っている」というのはどういうことなのでしょうか?

実は私自身、「ああ!これが立っているということなんだな!」と実感を持てたのが、野口体操に出会ってから7年目のことでした。その間、私が一人であれこれ試みつづけた筋道を皆さんと一緒にたどってみようと思い、「一人でやるゆるゆる体操」のレッスンにのぞみました。

(1)立ってできるゆるゆる体操

立ったまま、からだを縦方向にゆらして、からだをほぐします。

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続いてからだのぶら下がりの動き。

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内容の詳細は省きますが、立った姿勢のままからだをゆるめることを40分近く、からだの緊張を丁寧にほぐして行きました。
40分も立ちっぱなし動きっぱなしだと、普通はへとへとなのですが、そこはゆるゆるの動きが中心で、皆さん心地よくすっきりとした、「立ち」姿が表われてきました。

(2)床に寝てできるゆるゆる体操

仰向けに寝転がって、床の上で自分のからだを揺らしてほぐします。からだの中身が水になって、ゆらゆらと溶けていくような動きになります。

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次に四つ這いになって、背筋の緊張をゆるめていく動き、ネコのポーズへと進んでいきました。
四つ這いのうごきは、胴体へかかる重力を利用して、背中の緊張をほどいて行きます。
背中の力を抜いて背中が揺れるに任せる。全く努力を必要としないのに、肩や背中・腰のこわばりが取れていきます。

以下、参加者の皆さんの感想です。

Y.Sさん
初めての体験でした。
最初は上手く力を抜くことができなかったけど、徐々にゆらすことが快感になり、体中を意識することができました。
立つことがラクになり、頭も心も空っぽにできた気がします。
教えていただいた「一人でできるゆるゆる体操」、毎日の習慣にしようと思います。
今夜眠りにつく瞬間が楽しみです。
ありがとうございました。
M.Nさん
前回とはまた違い、自分のからだに合わせて自分で調節する。
感じるままにゆるめることはクセになります。
子どものころには本当は持っていて 忘れてしまっていたことなのでは…?という気もします。
子どもの落ちつきのなさはゆるゆる体操?
N.Hさん
一人でできるゆるゆるが、とても心地良く 首、かた、背中、腰の血行がよくなって、やわらかくなりました。 こちらのリクエストに応えていただいてとても有難いです。
今晩は、また熟睡できそうで楽しみです。
T.Nさん
ありがとうございました。
体の力を抜くことをいつも忘れていますが先生に教えて頂くと少しずつ体がほぐれていくのが分かります。
1つくらいは忘れないで できたらと思います。
また次回は人にしてもらったり自分で ゆるゆるできたりしたいなぁーと思います。
先生の 日々の写真いやされます。 楽しみにしています。
R.Yさん
腰痛はいつも心がしんどい時になるので心と身体は一緒なんだと思っています。
身体をゆるめると 心も ゆるむんだと思いました。
今日の体操は家でもやりたいと思いました。
M.Iさん
体や筋肉はきたえなきゃいけないし重力にはさからわなきゃいけないと思っていたのですが、ゆるゆる、力を抜く、重力にあずけるという新しい感覚を知りました。
脱戦闘状態でおだやかに生活したいなあと思いました。
レッスンを終えて(ゆるゆる先生こと瀬戸嶋充)
【素朴な質問に御答えして】

「力を抜くとどんな効果が在るの?」
手のひらが暖まったり、気持ち良くなったり、スッキリしたり、心が楽になったり、痛みがとれたり、、、、?
「なんで?(@_@)!」

ゾウキン搾るみたいに、筋肉をぎゅっとしぼりっぱなしだと、血管も神経も圧迫されて、血液や信号の流れが悪くなります。
それに搾りっぱなしで固まっていると、感覚が麻痺して力が入りっぱなし(ゾウキン搾り常態)になっていることが、意識できなくなります。

この「意識出来なくなってしまったゾウキンしぼり常態」が、不定愁訴、循環障害、気分障害(理由無いのに、疲れやすい、億劫、スッキリしない、眠りが浅い・・・。)の原因です。

ゾウキンしぼり常態は力が入りっぱなし状態ですから、それをゆるめて力を抜けば、障害物を取り除かれた血液や神経は待ってましたとばかり、勇んで体内環境の正常化へと、全力を尽くしてくれるわけです。もちろん脳も臓器の一部ですから、頭も気持ちもスッキリします。

くたびれていれば、もっとぐったりバタンキュー、体力が貯まって出口を無くしていた人は、バリバリ動きたくなる。実は効果はその人のからだの状態に応じて千差万別。

からだの自然に応援してもらって、人生を楽しみましょうね (⌒‐⌒)
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