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2020年05月19日 (火) | Edit |
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「罹る」のは病気ですね。ところが風邪に「罹る」というのは、あまり聞いたことがありません。風邪は「引く」のです。なぜでしょう?

野口晴哉さんの言うには、からだの歪みを調整するために『整体』(=「自然」=「からだ」)が風邪(細菌やウイルス)を自らに引き入れる。「からだ」(無意識)が、自分で風邪を「引き」込むのです。

細菌やウィルスの刺激(毒性?)受けて、発熱することで心身に蓄積した緊張・強張りを解き、汗をかくことで老廃物を排泄する。風邪の症状は、ありとあらゆる拷問を集めたように、死を思うほどに苦しく恐ろしく激しい場合もありますが、それさえ「からだ」を調えるために起こる「からだ」の自然の反応、働きなのです。

私は幼いころから、風邪を引くと、布団にもぐってグッショリ汗をかき、熱にうなされ唸り、頭痛に泣き声をあげ、妄想に追われ、体温の上昇降下の波に揉まれて、長ければ一週間近く、寝床で過ごしました。

ところが発熱が終わると台風一過、体内の目詰まりや強張りが融けてしまい、安らかなからだが還ってくる。その時のなんとも言えない幸福感。苦しさ辛さに襲われて、もうこれで人生終わりと覚悟を決めたのが嘘のよう。

私の風邪引き体験です。現代人は、風邪を引けば医者に行くことが当たり前になっています。だからこんな体験はあまりできませんね。

私にとって風邪と言えば、台風一過の爽快感です。そして苦しみを乗り越えてきた「からだ」=「いのち」への信頼感ですね。これくらいなら大丈夫!と言える安心感も。

人間は個人の意識が尊重されていますが、天空から見下ろせば、ひとつながりのアメーバーや、群生するサンゴの群れのように、種全体としての一体感が働いています。

その群れとして、一つの生きものとしての「からだ」が、全体一体として協調して生きて行くための限界を超えてしまっている。

地球という自然の生きものとの強調だけではなく、自分の本体がこのままでは亡びてしまう。これは無意識(非意識)的にではあるけれど、「からだ」の自然の知恵がコロナを引っ張って来たのではないでしょうか。

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