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2020年05月19日 (火) | Edit |
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奥付見ると1983年6月26日発行。

野口三千三著『原初生命体としての人間』(1972年三笠書房)の「はしがき」に「今や、論理・科学という名の巨大な怪物が、分析・数値化という方法によって、いつも丸ごと全体であるべき自然の生きものを、くいあらして行くような気がして、強い疑惑と恐怖を感じるのである。原初生命体の発想は、生きものとしての私の、防衛・抵抗反応であろう。」とある。

「野口体操」をきっかけに、私は「からだ」の世界へ飛び込んだ。西洋合理主義的な発想やお仕着せで身を覆い、浅はかにもそれが自分自身の姿であると決めつけていた私。

覆いが破れ、身体性を基盤にした東洋の文化が一挙に息を吹きかえした。頭でっかち、うんちく野郎が、頭脳ではなくからだの奥底へ、集中力の開発と感受性の開放を目指し歩み始めたころ。「もっとしなやかに生きる」ために『東洋体育の本』が必要だった。

のちには仏教への興味を経て、禅の素晴らしさへと心を開かれて行くのであるが、何れにしても日本文化の基盤は「からだ」であって頭脳ではない。

日本の風土は私の「からだ」に呼びかけ、私も呼びかけ返す。自然との呼応!東洋の行き方!!

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