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2015年05月14日 (木) | Edit |
2015-04-03 012ed

「地に足を着けて」「地に足が着く」という日本語があります。地に足が着いたときに「こころ」も「からだ」も安定します。

グズグズやイライラが消えて、胸中に抱えていた重荷も消え去り「こころ」が軽くなります。気持ちが優しくなり、それでいてはっきりとした明るい心持ち。①

体重もなくなってしまった感じで「からだ」はスッキリとした透明感に満たされます。足の裏が地面と溶け合ってしまったように、地面が柔かく感じます。立っていてもどこにも無理が無い。②

外部から見れば地に足を着けて立つ人の姿は、大地に根を下ろした樹木のよう。何処にも無理がなく、なんの不自由もなく自然に、大地から天に向かって樹幹を伸ばしている感じです。見た目は軽やかで大らかながら、確かな存在感を発揮しています。③

「地に足が着く」ことを体験することは簡単に体験できます。この言葉は「からだ言葉」なので、体験することでしか分からない言葉です。説明を聞いて理解できる言葉では無いのです。(言葉で何でも説明できると思うのは間違いですね。)体験したい人はWSに来てください。

それはさておき、日本語では「こころ」と「からだ」という言葉をあまりハッキリとは区別して使わなのだなと思いました。試しに①の文章の「からだ」と②の「こころ」と云う言葉を入れ替えて読んでみて下さい。何とか意味が通じてしまう。

③は「姿勢」ですね。「こころ」と「からだ」を突き詰めて行くと「すがたかたち」(姿勢)に行きつくのかも知れません。(すがたかたちを外面的な形だけとは考えないでください。③を読めば分かりますよね。)

現在、心理学(心の科学)と解剖学(身体の科学)が、心身統合の名目で歩み寄りを始めているようです。私は「こころ」と「からだ」をあまり厳密に区別しないでいた方が、逆からいえば厳密に統合なんてしない方が、実際に生きている人間にとっては窮屈にならなくて済むし、姿勢と呼吸のことだけで、けっこう役に立つような感じがしています。

【「地に足が着く」の意味を解説するのは無理です。それは体験としてしか分からないことだから。何でも言葉(説明・解説)にできると思っているのが、そもそも勘違いの大間違い。意識の思い上がり(笑)】


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