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2015年05月12日 (火) | Edit |

仏教の言葉で「諸行無常」という。簡単に云えば人間も含めて全てのもの(者・物)は、移り変わっているということ。「常に変わらないものなど無いというのが本当だよ!」と云う事実を述べた言葉だと思う。

私は「からだ」(野口体操)のレッスンを、もう30年近くやっていて、やっている内容は単純な繰り返しが多いのだけれど、毎回が新鮮で新たな発見が必ずある。

たぶんそれは、「からだ」が諸行無常だから。この瞬間瞬間に、からだの中では、生まれたり老いたり病んだり死んだりが繰り返されて、常に移り変わっている。瞬間と云わずとも、一週間後に出会えば、頭(意識)では同じ人と考えていても「からだ」は変わってしまっている。

そしてその変化を認めれば、「からだ」がより良い状態に向かって、自然と変わっていくのが見えて来る。

厄介なのは「自我意識」。「私は変わらないもの」と云う幻想にしがみ付いている。「からだ」を構成している細胞だって、3か月もすれば、ほとんど入れ替わっている。

相手だってそうだ。3か月ぶりに会えば「初めまして」なのに、「意識」は知ったか振りを手放そうとしない。

意識からすれば100年経っても、「私」は「私」なんだろうな。「からだ」にしてみればいつも「いまここ」なんだから、1秒も100年も関係なく、こだわりや後悔もなく、波乗りするみたいに、無限の変化を楽しめるのにね。


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