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2014年06月02日 (月) | Edit |

2014-05-31 002ed

5月開催「セラピストならびにヒーラーのための脱力講座vol.2」に参加されたKさんから、メッセージを頂きました。Kさんは50代男性、長年勤めた教職を早期退職された方です。
私(瀬戸嶋)の返信を合わせて転載します。
Tさんからのメッセージ
こんにちは。先日はどうもありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。
体も心も軽くなった気がします。いらないものが落ちた感じです。
体の中では何か変化が起こっていると思いますが、うまく言葉にできないのが残念です。
また、参加しょうと思っていますのでよろしくお願いします。
瀬戸嶋の返信
Kさま

メッセージをありがとうございました。

先月のWSから、はや2週間。関西の方もだいぶ暑さが増して来たのではないでしょうか。
いかがお過ごしですか。


教師を退職されたというお話しでしたが、組織の中で過ごされてきたことは、何かにつけて、組織に適応するための構えを、身につけてこられたのだと思います。それは良しにつけ悪しきにつけ、組織の中で、自己を実現するためには、必要なものだし、それによって組織が守ってくれるという側面もあることでしょう。

たいへんなのは、組織を離れて一人になってからですね。とくに学校は、世間からは離れた狭い常識の世界だと思います。自分をその一部としていた教員世界を出て、一人になって、個人として一般世間とかかわる時、様々な戸惑いを感じられているのではないでしょうか。

教員としての自信はその世界に限定された自信であって、必ずしも世間の中を生き抜く、人間としての自信とイコールではありません。いまは、自分のこれからを生き抜くための、人間的な根拠が必要なのでしょう。

Kさんがおっしゃるとおり、いらないものを落とすことが、今は必要なのでしょう。おそらくそれは、教員になりたての、無垢の初心を取り戻すことに繋がるかもしれません。

学校と云う組織の中に、企業や製品管理の論理が持ち込まれ、教育の本来の意味が失われて行く過程が、私達の世代の経験でしょう。抗いがたい、時代の人間(人材)効率化の要請の中で、教育に携わる喜びは、どんどん矮小化されて行った様に思われます。

もう一度、教育へのワクワクするような期待を持っていたころの初心を取り戻し、そこから、こんどは本当の教育を創り出し取り戻していくのが、私達の世代の務めではないでしょうか。

思いつきで、生意気な意見を書きました。
的外れならば御免なさい。

また、お目にかかれることを楽しみにしています。
関西での定例WSの開催も、3年越しで考えていますが、そろそろ、実現に向かって動き出す時期に来ているようです。
その時は、ご協力をお願いすると思いますので、よろしくお願いします。

第二の人生、どうぞ思い切り楽しんでください。
ありがとうございました。

瀬戸嶋 充 ばん(←竹内演劇研究所スタッフ時代の通称です)

PS. このメール、ブログに転載します。書き終えて、皆さんに読んでほしくなりました。
Kさんからのメッセージも、引用させていただくと思いますが、よろしくお願いします。
あまり個人を特定できるような内容ではないので、大丈夫ですよね(笑)
追記
私(瀬戸嶋)も、20代始めに中学校の教師をやっていました。ちょうど教員試験を目指して勉強していた時に竹内敏晴師匠に出会い、せっかく教職についたのに一年半で退職しました。いま思えば、教員を辞めることで、自分なりの教師への道を歩み始めたのだと思います。からだとことばのレッスン教室の先生として。最近はゆるゆる先生と呼ばれているぐらいですから(笑)


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