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2013年11月11日 (月) | Edit |
2013年10月19日 第18回 人間と演劇研究所からだとことばのレッスンWS
レッスン中の私(瀬戸嶋)の発言から。
「いま薬って話が出たけども、ホントにこれ力が抜けてくると、その人の持っている、治癒力っていうのかな、循環力が、働いて当然ですよね。力が入って、ぎゅっうっと、こう固まってれば、それが働かなくなっちゃうわけでね。それからまあ僕ね、自然治癒力って言葉だけでなしに、解決能力みたいなものも、物事にあたっての。全部からだの中にある感じがするんです。それがこう活発に、表現能力といっても良い、その全部の根元みたいな、それが活発に動き出すためには、力を抜くってことが一番シンプルなことであって、でも逆に僕らってつまり意識で何かをしなきゃいけない。健康にしなきゃいけない。問題を解決しなきゃいけない。その為に意識を使って努力をしなきゃいけないってことが、あまりにも当たり前になっちゃってね。でも人間の中にはそういう意味では、もっとなんかね、あのよく仏さんが住まわっているっていいますけど、そういう何か自分を生かす力って、自分の中に在るんじゃないかね。それがどうしたら一番良く生きてくるかってのは、ホントにからだの力を抜いて、自分の奥からの力を、ちゃんと感じ取ってくるんですね。」

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「自分の中にあって自分を生かす力」「人間の中に住まう仏」とか語っていますが、言葉にするのが難しいですね。
言葉にするということは、それを意識で固定して捕まえることが出来る=わかるということになります。
ところが、生命活動の本体と云うのは、留まることなく動いたり姿を変えたりと変転して止まず、固定して意識の枠の中に収めきれないものです。
それを仮に、野口体操では「自然」、竹内レッスンではひらがなで「からだ」と名づけていました。仏教だとそれが「真人」だったり「仏」だったり、近代科学では「無意識」とか「元型」だったり。
野口三千三さんは「言葉にならない世界にこそ野口体操の本質がある」というようなことを言っていたし…。
今回は、「ぶら下がり」(の動き)、「寝にょろ」(二人で協力してからだほぐし)、「開脚」(の動き)、腕回し(無重力体験)など、野口体操の動きを時間をかけて検証していきました。

【ぶら下がり】
からだの内側の緊張をゆるめながら、上半身を前下に下して行きます。
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下まで行ったら、からだを重さに任せたまま、身体の内側を小さくユラユラと揺らして、更に緊張をほぐしていきます。
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【寝にょろ】
二人で協力して、ホントに力が抜けるってどういうことかを、体験します。18-005.png
足も胴体も首も腕も、すべての力が抜けます。ヨガで云うシャバーサナが、深く体感できます。
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【開脚】足・脚・肢の中の緊張を、揺らして弛めます。自然と呼吸が深くなります。
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【腕回し】腕の重さを利用して、筋力を使わずに腕を回します。腕の無重量体験が出来ます。
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肩こりも取れます。野口体操は笑顔になります。
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皆さんの感想
M.Uさん
 新しい 体験ができました。
H.Mさん
ホメオパスは いつも 偏見なき観察者であれ、と言われますが、今日
観察者は、自分のパターンにあてはめることと と おっしゃられたのを聞い
て. ハッとしました。 今までやはり 知識に頼り パターンに あて
はめようと していたな、と。
私のできていないことは、 表現することで、どうしても 頭で考えて
しまう。 今日 身体をゆすぶられたとき の 感覚は 子宮の中に いる
ときの記憶.安心感があり 一体感があり 正に 力が抜けてい
ました。
A.Wさん
今日は .
   少人数で. ゆっくり、ていねいに .
     時間をつかえる.感じがよかった.
        たまに . シンプルな事にもどるのが
       深くなる .. 感じ?
       なんか 良いです .
S.Mさん
肩の感じが楽になりました。
カダイをといていけて良かったです。
次は首をゆるめたいです。
自分と云う花を、繰り返し開花させるのが、からだとことばのレッスンの楽しさかもしれません。その花は内側からの明るさであったり、笑顔であったり、喜びであったり。もちろん、ささやかな開花ですが、くり返しくり返し新たに花開くその姿を、お互いに愛で喜びとする。他者の喜びを素直に自らの喜びとすることが出来ることも、嬉しいことです。人間も、つぎからつぎへと、花を咲かせながら、自らの生を乗り越えていくのだと思います。
『川は流れてどこどこ行くの、、人も流れてどこどこ行くの、、そんな流れがつくころには、、花として花として咲かせてあげたい、、、、泣きなさい、、笑いなさい、、、いつの日かいつの日か花を咲かそうよ』(花より)

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