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2014年11月25日 (火) | Edit |

2014-11-18 011-ed

前回のブログ記事『現象学的からだ体験記―からだと声のレッスン・レポート 1 空間を満たす』 に引き続き、推敲舎の上田恵子さんが、演劇ワークショップでの体験を、レポート『現象学的からだ体験記―からだと声のレッスン・レポート 2 空間に立つ』にまとめてくれました。(「1 空間を満たす」は、こちら

私自身、レッスンの中では、本に書かれた文字(書面に寝ている言葉)が、舞台空間に生きて立ちあがってくることに向けて、しゃにむに走っているだけです。そのため自分が何をしているか、参加される方々にとって、それがどんな体験であるかは、あまり意識することがありません。一言でいえば、私は『集中しているだけ』です。『からだと言葉が開けてくる道筋を目指して』。結果としてその場に、賢治さんの物語が息づき、立ちあがってきます。

上田さんのレポートは、私自身のレッスン中の行動を的確にレポートしてくれており、書き言葉の苦手な私にとって、自身の仕事を見直すうえでの、手がかりを与えてくれます。

からだとことばのレッスン」に興味をお持ちの方は、ぜひご参照いただければと思います。

レポートはA4版で、6枚の長文です。ブログに貼りつけると見辛くなりますので、PDFファイルをダウンロードの上、
ご覧になってください。以下リンクからどうぞ。

【現象学的からだ体験記―からだと声のレッスン・レポート 2 空間に立つ PDFファイル】

上田惠子さんご自身は『推敲舎』を運営されています。
http://www1.ttcn.ne.jp/suikousha/
を、ご参照ください。

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テーマ:心と身体
ジャンル:心と身体
2014年07月24日 (木) | Edit |

2014-07-22 006edBLG

ここしばらく、ブログの掲載をサボってしまいました。
私(瀬戸嶋)は基本的に、「書く」より「動く」ほうが性に合っているようで、忙しいとついつい、書くことから離れがちです。ワークショップでもいろいろ面白いことが動いていて、報告をと思いながら、、、。

先日(7/15-16)の「セラピストならびにヒーラーのための脱力講座vol.3」のもようを、参加者の村上さんがFacebookに掲載してくれました。ブログにも転載させ頂きます。
村上さんの感想(FBより転載)
すっきりしたぁ~!

ゆるゆる先生、もう脱力しないんですかぁ。
セラピストとヒーラーのための脱力講座の二日目、からだを空っぽにするために力をいれてみようという。だけじゃない!なんだかとても複雑なことをやろうという。

まず仰向けになって全身だつりょく~と、これは気持ちがいい。次に「両手の指だけ力をいれて」というのでやってみる。「動かないようにしっかり固めてねっ」と指をグイっとやられるので、負けじとギュっと力をいれかえす「よしよし、ちゃんと力がはいったね … あれ?でも手首も固まっちゃってます、ほら」お~!頑張るあまり、手が空手チョップ状態になっている「手首にはまだ力をいれない!」くいくいっと、手首を曲げられてなんとか力がぬける。「じゃ手首まで力をいれてみよう」え? いま、ゆるめたばっかりじゃん。一転してグイっとしてくる力を押し返すようにして、どうだっと手首を固める、びくともしないだろ。「だめだめ、今度は肘にまで力がはいってるよ」意地悪だなぁ~、お~そうくるのか、よ~し、目を閉じて体の回路に集中する、よけいなところは脱力を保つ。

指先から順番に、つぎは手首まで、そのつぎは肘まで、肩まで、首までと固めていって、今度は、首、肩、肘、手首、指先の順番でゆるめていって、脱力状態にもどる。
これをくりかえす。緊張と弛緩の回路にひたすら集中する、ちっとも気持ちよくないよ~。

「じゃ胸まで固めてみて」仰向けなので、両腕を『前へならへ』ならぬ『上へならへ』でピンっと伸ばして肩と首が一体化しているところに、さらに胸まで加える。「つぎお腹まで」ギュッと固める。ゆるゆる先生、そこで僕の首をもちあげる。ロボットのようにひとつに固まった上半身が首といっしょにくっついてくる。首を前後に動かされると股関節が起点になって、一枚に固まった上半身がグラグラと揺れる。「はい、このようになります」という声がきこえる。それから、からだを床にもどされて「股関節固めて」「腿」「膝」「足首」そして「足の指先までピーン」と言われるままに、もう僕はどこかつりそうなほどギューゥっと!!! 強烈に力を込めて、全身を固めていく。

次の瞬間だった!「あ!」と思ったら、立ち上がっていた!踵を重心にして、あってまに体を起こされたんだ … 首を持ち上げられた感覚しかないけれど …。ガチンコチンになって、キョンシーのような形のモノと化した体を支えられ「はい、このようになります」お~!!という歓声が聞こえる。はい「指先の力だけぬいて」「つぎ手首」「肘」「肩」「首」「胸」「腹」の順に矢継ぎ早に力を抜いていって「股関節と膝はいっきに脱力させるよ~」はい!って掛け声とともに、気がつくと、僕は大の字になって、床のうえに水のように広がっている。完全に脱力しきっていて、あれだけ固めていた力は、もう、からだのどこにもない。集中力からも解放されて、ゆっくりと目をあける。「どう?」っていわれても、なにが、なんだか … いったい、なにがおこったの?この数秒間のトリップをなんと言葉にしていいものか。

「こうすることで、からだが空っぽになって通りがよくなることがあるんですよ」ためしに笑ってみようか、よせよ恥ずかしいなぁと、ためらいながら、ゆるゆる先生と向かい合ってみると、びっくり仰天!つくり笑いのはずなのに、なんのわだかまりもなく、体のそこからわいてくるものが、まんま大きな声になって笑ってる、大笑いしてる、笑いすぎて涙がでてるよ、ひきつけをおこすほど笑ってるよ!気持ちがい~い!ゆるゆる先生、これは、いったい、なんなのでしょうか。
瀬戸嶋より
私たちは心の動き(感情)に対して、無意識に自動的に、身体の緊張でもってブレーキをかけています。ストレスと云うのはその緊張が少しづつつもりに積もって、固着してしまった結果です。緊張をていねいに解かないと、感情とのおおらかな関係がとれなくなり、ちょっとした感情の動きが、苦しいものとなってしまいます。その緊張をほどくことで、自由に笑ったり、泣いたり。大きな声があふれてきたり。気持ちが良いものです。

テーマ:楽しく生きる
ジャンル:ライフ
2014年06月02日 (月) | Edit |

2014-05-31 002ed

5月開催「セラピストならびにヒーラーのための脱力講座vol.2」に参加されたKさんから、メッセージを頂きました。Kさんは50代男性、長年勤めた教職を早期退職された方です。
私(瀬戸嶋)の返信を合わせて転載します。
Tさんからのメッセージ
こんにちは。先日はどうもありがとうございました。お礼が遅くなりすみません。
体も心も軽くなった気がします。いらないものが落ちた感じです。
体の中では何か変化が起こっていると思いますが、うまく言葉にできないのが残念です。
また、参加しょうと思っていますのでよろしくお願いします。
瀬戸嶋の返信
Kさま

メッセージをありがとうございました。

先月のWSから、はや2週間。関西の方もだいぶ暑さが増して来たのではないでしょうか。
いかがお過ごしですか。


教師を退職されたというお話しでしたが、組織の中で過ごされてきたことは、何かにつけて、組織に適応するための構えを、身につけてこられたのだと思います。それは良しにつけ悪しきにつけ、組織の中で、自己を実現するためには、必要なものだし、それによって組織が守ってくれるという側面もあることでしょう。

たいへんなのは、組織を離れて一人になってからですね。とくに学校は、世間からは離れた狭い常識の世界だと思います。自分をその一部としていた教員世界を出て、一人になって、個人として一般世間とかかわる時、様々な戸惑いを感じられているのではないでしょうか。

教員としての自信はその世界に限定された自信であって、必ずしも世間の中を生き抜く、人間としての自信とイコールではありません。いまは、自分のこれからを生き抜くための、人間的な根拠が必要なのでしょう。

Kさんがおっしゃるとおり、いらないものを落とすことが、今は必要なのでしょう。おそらくそれは、教員になりたての、無垢の初心を取り戻すことに繋がるかもしれません。

学校と云う組織の中に、企業や製品管理の論理が持ち込まれ、教育の本来の意味が失われて行く過程が、私達の世代の経験でしょう。抗いがたい、時代の人間(人材)効率化の要請の中で、教育に携わる喜びは、どんどん矮小化されて行った様に思われます。

もう一度、教育へのワクワクするような期待を持っていたころの初心を取り戻し、そこから、こんどは本当の教育を創り出し取り戻していくのが、私達の世代の務めではないでしょうか。

思いつきで、生意気な意見を書きました。
的外れならば御免なさい。

また、お目にかかれることを楽しみにしています。
関西での定例WSの開催も、3年越しで考えていますが、そろそろ、実現に向かって動き出す時期に来ているようです。
その時は、ご協力をお願いすると思いますので、よろしくお願いします。

第二の人生、どうぞ思い切り楽しんでください。
ありがとうございました。

瀬戸嶋 充 ばん(←竹内演劇研究所スタッフ時代の通称です)

PS. このメール、ブログに転載します。書き終えて、皆さんに読んでほしくなりました。
Kさんからのメッセージも、引用させていただくと思いますが、よろしくお願いします。
あまり個人を特定できるような内容ではないので、大丈夫ですよね(笑)
追記
私(瀬戸嶋)も、20代始めに中学校の教師をやっていました。ちょうど教員試験を目指して勉強していた時に竹内敏晴師匠に出会い、せっかく教職についたのに一年半で退職しました。いま思えば、教員を辞めることで、自分なりの教師への道を歩み始めたのだと思います。からだとことばのレッスン教室の先生として。最近はゆるゆる先生と呼ばれているぐらいですから(笑)


テーマ:楽しく生きる
ジャンル:ライフ
2014年05月31日 (土) | Edit |

2014-05-24 001ed2

(5/20・21開催「セラピストならびにヒーラーのための脱力講座」より)
Tさんの感想
S&Hワークショップではありがとうございました

瀬戸嶋先生のワークショップの冒頭や途中のお話や言葉を聞いて、始めは自分のこれまでの経験で推察していて、理解はできませんが、そのあとに実際にワークに入ると身体を通じて、やっと観えてきて本質に近づくことができる気がします。

例えば「間髪を入れずに」。
普段何気なく生活していると、相手の言葉をすぐに答えに出そうとしたり、もちろんそういう場面も必要ですが、それよりも身体が置き去りになっていると気づいたり。

また、自然治癒は生きている中の全てに存在していることは、悩みや不安をどうにかすることに囚われ過ぎてしまうよりも、自然に何もしないことだったりと、それに自分で物事をいいこと悪いことに区別するのではなく、それに任せてただ観察することでしか観えてこない事の大事さなど。

また今回のワークショップは参加者のそれぞれにバランスが良くて、自分自身では見えないものが相手が鏡となり自分の本質も観えてきました。

演劇ワーク、声のワーク、坐禅のワークなど盛りだくさんで自分の中で消化するのに時間が必要な内容でした。

瀬戸嶋先生また参加者皆様ありがとうございました。
瀬戸嶋からTさんへの返信
お返事おそくなって失礼しました。
ここのところバタバタしていて御免なさい。
素敵な感想をありがとうございます。
とても嬉しく思いました。

今回のS&H脱力講座、主役はTさんでしたね。全体の流れの中で、一つの道を突き抜けてくれて、私にとっても大変意義のあるWSになりました。
最後のレッスン、「声出し」の中で、手を振って歌うTさんの姿と、皆に向かう力強さ。
素敵でした。
ひとつ突き抜けたTさんに、また次回もお会いできるのが楽しみです。

感想を拝見していて、一つ気になったことがあります。
「演劇ワーク、声のワーク、坐禅のワークなど盛りだくさんで自分の中で消化するのに時間が必要な内容でした。」とのことですが、2日間を通じて「股関節と全身の脱力」「地に足をつけて立つ」「船の別れ」(一日目)「脱力」「坐禅」「声を届ける」「歌いかける」(二日目)と進んでいきましたが、Tさんにとっては、消化できない感じが繰り返されたのでしょうね。

でも私は、Tさんにとって全てが不消化=消化不良(理解不能)であったから、あそこまで皆に「歌いかける」ことが出来たのだろうと思っています。

現代は、「理解できればできる」もしくは「理解しなくては出来ない」という考えが一般的な通念になってしまっています。

「理解をすると理解で終わっていしまい、理解したところから一歩も前に進み出ることができない」という発想は、なかなか分かりづらいものになってしまっているようです。

私達は他者や状況を「からだ」で受け取り対応しているのが現実であるにもかかわらず、全てを意識で理解して情況を処理しているという幻想に囚われてしまっています。

そこのところを不慣れにもかかわらず、Tさんは必死になって集中して乗り越え、「からだ」を主体として、意識による理解の束縛(自己限定)を断ち切って、自分を表現=仲間に手渡してくれたのだと、私は思っています。

ありがとうございました。
付記
ここのところ、ワークショップの報告に、参加された方々の感想を引用させて頂いています。

実は、私どものレッスンは、参加者がこうならなければとか、こうしてあげようと、結果を思い描いて進行することはほとんどありません。

参加者の一人一人が、普段より自分や他者の存在=「からだ」に深く集中して関わる。その結果として、各個人が自分ならではの発見や気づきを得ることが出来るのです。

集中が逸れそうになると、そっちじゃ無いよとレンズの焦点を合わせるようにして、方向性を変更することはありますが、何か特定の在るべき結果に向けて指導すると云うことはありません。

そのため、何かの基準に合わせて各人の活躍を評価することも出来ません。レッスンでの体験は各自の個性に応じた個人的なものとなります。こうして送っていただいた感想のみが、レッスンを物語る手がかりになります。

理解は体験の後についてくるのが、私どものレッスンです。記事を読んで参加してみたいと思った方は、あれこれ考えずに、先ずはどうぞWSにいらして下さい(笑)

テーマ:セラピー&ヒーリング
ジャンル:心と身体
2014年05月21日 (水) | Edit |

Tさんから、定例会翌日に感想のメールをいただきました。初参加の方ですが、レッスンで受け取ったことを丁寧に言葉にしてくれています。ご本人の了承を得て、こちらに転載させていただきます。
定例会への参加をご希望されている方は、どうぞご参照ください。
2014-05-12 携帯電話- 003

以下、新宿定例会翌日にいただいたメールです。
昨日はありがとうございました(Tさんより)
瀬戸嶋先生

ワークショップに参加させていただいたTです。

昨日はよく眠れました。朝起きたときも背骨がぴんと伸びたように感じ、
すっきりした気分です。
この背中の状態を保ちたいです。

先生のお話にはいちいち思い当たることが多く、自分にとって必要な場と人に出会えたんだな、ととてもありがたく思っています。
特に上半身だけを意識して歩いていて、下半身を忘れているため、地に足がついていない人が多いというお話、自分でもそう思うときがあります。

私の歌唱の先生からも、首から上だけの喉歌いで無駄に喉を痛めて響かない声を出したらだめだ、とよく言われるのですが、どう変えていけばいいのか悩んでいたところでした。ワークショップ後にミニレッスンをしていただきありがとうございました。
自分の声が短時間で変わったことがわかりました。
自宅でもやってみます。

体の声を聴き、開いていくことも学びたいですが、人と気持ちの通じるコミュニケーションをとれるようになることは常に私の課題です。

もっというと、ともに生きているという感じをしっかり持ちたいのです。

体ほぐしからわかることも多いですが、呼びかけのレッスンはまたじっくりやりたいです。声だけで「今自分に話しかけられたな」と感じる感覚を味わいたいし、相手に声が届いた、という感覚も感じてみたいです。

では、また伺います。
先生やみなさんと出会えて、とても嬉しいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


瀬戸嶋より皆さまへ
レッスンの中で私は、からだとこころ・ことばの問題や課題を、身体の内側の在り方から解いていきます。意識に上ることのない身体の緊張に気付き解きほぐしていくことで、身体に新たな方向性を発見します。緊張努力し頑張ることで、自からのからだと心の声に耳を閉ざすのではなくて、からだの言い分を十分に聴き取りさえすれば、そこから新たに自分が始まります。新たな出会いに向けて。

テーマ:心と身体
ジャンル:心と身体

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